【エアーズロック旅行 2日目④】ウルル(エアーズロック)サンライズ鑑賞と登山チャレンジ!!
今日はエアーズロック(ウルル)のサンライズツアーに出発です。
集合時間はなんと朝の4時。前日のサンセットツアーが終わって就寝したのが深夜11時頃でしたので4時間程の睡眠時間で出発です。
エアーズロック(ウルル)サンライズ&麓観光ツアー
まず、ホテルをチェックアウトし、スーツケース等の荷物を預けます。
集合時間になるとスタッフが来て、点呼と持ち物のチェックをしてバスに乗り込みます。
空はまだ暗く、星空が綺麗です。南十字星も見ることができました。
バスに乗り込んだ後は、前日のスーパーで購入したサンドイッチを朝食として食べます。
ツアー会社に事前に朝食を申し込むか事前に購入して用意しておかないと朝食抜きでお昼までエアーズロックを観光することになってしまいますので注意してください。
あたりが次第に明るくなってきたところでバスは鑑賞ポイントに到着。
ツアー会社が用意してくれたカップコーヒーを片手に徒歩5分くらいの緩い坂道を歩き
展望台に向かいます。
サンセットの時とはまた違った表情をウルルは見せてくれます。
朝日に照らされ、明るくなるウルルとバックの朝焼けが調和していてとても美しいです
個人的には朝のウルルの方が好みです。
早朝ということもあり、気温30度くらいで湿度が低いので過ごしやすい?気候でした。
エアーズロック(ウルル)登山
いよいよ待ちに待ったウルルに向かいます。
このツアーではウルルの麓観光をせずに、別行動でウルル登山をすることができます。
しかし、確実に登山ができるわけではなく、いくつかの条件(下記参照)をクリアしないと登山口は開きません。
・気温が36度を超えた場合
・3時間以内に雨や強風を伴う天候が予想される場合
・雨の後で岩の表面が濡れている場合
・風速が25ノット以上の場合
・頂上付近が雲に覆われている場合
・事故等で救助活動が行われている場合
・土地の所有者であるアボリジニから文化・習慣等の理由により閉鎖を求められた場合
意外と条件がたくさんありますよね。
レンジャーと呼ばれるウルルの管理局の方が定期的に上記の条件を確認して登山口を開くかを判断しています。
1年を通して登山口が開いているのは3割程度と少ないので、過度の期待はせず、登れたらラッキーくらいの気持ちで向かいましょう。笑
なお、エアーズロック(ウルル)は2019年10月26日から観光客向けの登山が禁止されることとなりました。
理由としてはウルルの所有者であるアボリジニの意向が一番にあるようです。
登山口のアボリジニが設置した看板にもウルルへの登山はしないようにという趣旨の文言が書かれていて、聖地であるウルルで度々起こる痛ましい事故等に心を痛めたアボリジニの民族の意向が登山禁止を正式に決定する要因になったようです。
今回私たちが参加したツアーでは計3回(約1時間ごと)、登山口にて登山ができるかの確認をする事ができます。
登山ができない場合は他の参加者と一緒に
①マラウォーク散策
②カルチャーセンター見学
③クニヤウォーク散策
に参加することになります。ひとつひとつのプログラムの前に登山口に向かい、登山が可能なのかをツアー参加者全員で確認することになります。
マラウォーク散策
タイトルでもわかるように1回目の登山チャレンジは失敗です。
頂上付近で強風がふいている事が理由です。
バスを降り、登山口に到着するとこのような登山の禁止理由を知らせるプレートが掲示されています。
登山口で記念撮影をした後、そのまま歩きでマラウォーク散策に出発です。
ツアーガイドさんの案内のもと、ウルルの麓に残る先住民達の生活の跡やウルルについての知識を学びます。
撮影スポットやインスタ映えするような絶景スポットもあり1時間程の散策でしたが、楽しむことができました。
カルチャーセンター見学
登山口からバスでウルルや先住民に関しての資料などが展示されている資料館に向かいます。英語での案内になるので英語がわからない方は写真や映像をみるだけで終わりますので、10分程で全て見て回れます。
クニヤウォーク
カルチャーセンター見学後、登山口に戻り、登れるか確認をします。
これが最後のチャンスになりますが、やはりコンディションは変わらず引き続き登山口は閉ざされたままでした。残念ですが、仕方ないですね。
その後、バスでウルルを半周し、クニヤウォーク散策路に向かいます。
バスを降り平坦な道を片道10分程散策します。
このあたりから気温が上がりはじめ、ハエがたくさんでてきます。
事前に用意してきたハエ対策用のネットを使うツアー客も増えてきました。
私と妻も事前に購入してツアー中は、常に携帯していました。妻は1日目も2日目も使用していましたが、私は結局使用しませんでした。ハエに対して、苦手意識がある方は使用をおすすめします。日本では考えられないほど、ハエが顔面付近にアタックしてきます。汗などの水分に寄ってきているようです。
ガイドさんから先住民が岩に描いた絵文字や散策路の名前の由来となったクニヤとリルの伝説の話を聞くことができます。
イッテQで放送された有名な岩肌があります。
ハートとピースサインに見えることからLove&Peaceを意味しているそうです。
30分程の散策を終え、バスに戻ります。
ここでツアーの全行程が終了し、ホテルへと戻ります。
ホテルで着替えをすませ、ツアー会社から指示された時間までホテルのロビーで待機します。着替えはプールの更衣室かフロント付近のトイレでしてくださいとホテルのスタッフから案内がありましたので、プールの更衣室で行いました。屋外にシャワーもあるのでプールのほうがおすすめです。
エアーズロック空港へ
ツアー会社がホテルから空港まで送迎をしてくれます。
空港でもチェックインの手続きも含めてすべて同行してくれます。
帰りの便は個人で13時15分発のジェットスターの便を手配しました。
12時40分発のヴァージン・オーストラリア航空の便もあったのですが、直前での予約になってしまったため、満席で手配ができませんでした。
チェックインカウンターには長い列ができています。30分近く時間がかかりました。
個人で旅行される方は時間に余裕をもって行動すべきですね。
奥に見えるのが保安検査場で、カウンターのすぐ隣にあります。保安検査場を通るとすぐ搭乗ゲートになっています。
一方、ヴァージン・オーストラリア航空の列はジェットスターと比較して全く並んでいません。理由はよくわかりませんが、参考までに。フライト時間がせまってきていたからかもしれません。
私たちの席は当初離れ離れの席だったのですが、ツアースタッフの方が交渉してくれたおかげで隣同士の席にしてもらえました。
この後、強風の影響で出発が遅れ1時間ほど遅延しましたが、何とか無事に離陸することができ、シドニーに到着することができました。
↓↓参考までに今回私たちが参加したツアーです。ウルル観光を最初から最後までサポートしてくれる素晴らしいツアーでした!
>>カタジュタとウルル サンセットツアー&ウルル サンライズと麓めぐりツアー★ウルル登頂あり<空港送迎付/日本語/2日間>